乾燥の電気代:シャープの勝ち(1.8倍差)
この記事で一番大事な数字です。公式仕様の洗濯~乾燥1回あたり消費電力量は、シャープ870Wh/日立1,570Wh。約1.8倍の開きがあります。
電力量料金の目安単価31円/kWhで換算すると、1回あたり約27円と約49円。差は約22円です。1回では小さく見えますが、毎日乾燥まで回すと年間で約8,000円。本体価格の差17,074円は約2.1年で逆転します。
差が出る理由は乾燥方式です。日立のヒーター乾燥は電熱線で空気を温める方式で、構造が単純な代わりに電力を多く使います。シャープのヒートポンプ乾燥はエアコンと同じ原理で空気中の熱を移動させ、除湿しながら低温で乾かすため消費電力が小さくなります。低温で乾かせることは、衣類の縮みや傷みが起きにくいという副次的な利点にもつながります。
ただし前提を確認してください。この差が効くのは「乾燥まで回す回数が多い場合」だけです。洗濯のみの消費電力量は80Whと78Whでほぼ同じ。乾燥を週2〜3回しか使わないなら年間の差は3,000円前後にとどまり、価格差の回収に5年前後かかります。